Deus ex machina

deus ex machina
デウス・エクス・マキナ = 「機械仕掛けの神」 という意味のラテン語。

座布団

2010.01.28 Thursday 05:25
〜「さ」から始まる言葉〜

【座布団】 


座るときにお尻の下に敷く布団。クッション。
   ◆
銀行から100万円を引き出した場合、1万円札100枚を紙の帯で留めた状態で手渡されます。
この《100万円の札束》に関してはTVなどでもよく見るので、ほとんどの人がご存知のことと思います。
しかし、これが1億円となると、どんな状態で手渡されるのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。

私がこの記事を書いている今現在、ある政治家が政治資金規正法違反の疑いをかけられ世間を賑わせています。
そうしたニュースの中で1億円の塊のことを、日常生活の中で使用している《あるモノ》に例えて呼んでいることを知り、面白いなと思ってこの記事を書くことにしました。

銀行から1億円を引き出す際、1万円を1万枚、ビニールパックにした状態で手渡されることがあり、このビニールパック状態の1億円を《座布団》と表現することがあるそうです。
この座布団の大きさは、タテ約30センチ、ヨコ約38センチ、高さ約10センチ、重さは約10キロ。
ちなみに、私が見たニュース記事の書き方からすると1億円を引き出した際に必ず座布団状態にしてもらえるとは限らないようです。

へー、という感じです。
おそらく、座布団のように実際見えるのでしょう。
サイズから想像すると一般的な座布団に比べるとちょっと小さいようですが、それにしても、ネーミングセンスが抜群にイイと思いました。
一度その座布団に座ってみたいものですが、まあ、私には一生無理でしょう。

で、思ったのですが、今回の事件で座布団の存在が有名になれば、そのうち実物大に近いサイズの一万円札をプリントしたクッションか座布団が売り出されるのではないでしょうか。
価格も硬さもまったく違いますが、もし、本当にそういうものが商品化されることがあれば、是非ともネタとして一つは買いたいなと思ったりしました。
   ◆
いわゆる業界用語、隠語のようなものだろうと思いますが、政治家の秘書が事情聴取の中で当たり前のように《座布団》と使っていることに私は驚きを感じました。
(ただし、これはあくまでもニュース記事を読んで私が感じた印象で、実際は違っているのかもしれません)
その政治家と秘書が特別お金に縁があるのか、それとも、政治家にとっての1億円は、それほど大金というわけではないのか・・・

そういえば、座布団と聞いて、ふと思い出したことがあります。
実家に住んでいた頃、毎週日曜日の夕方に家族と一緒に何となく見ていた「笑点」という寄席のような雰囲気を持ったバラエティー番組がありました。
大喜利と呼ばれるコーナーでのお決まりのセリフが、
「山田君、○○さんに座布団1枚!」
というもの。
落語家が競ってネタを披露し、観客から喝采を受けると座布団が1枚もらえるというものでした。
呼び方は同じ《座布団》でもずいぶんと違うものです。
まあ、政治家の場合は面白いネタではなく、うまみのある公共事業の受注を斡旋することで企業から座布団をもらっているという感じなのかもしれませんが・・・

蛇足になりますが、公共事業は政治家の金で行うのではなく国民の税金で行っているわけです。
落語家が自分の才能や弟子の知恵などを借りて面白いネタを搾り出しているように、政治家には国民の税金をだしに使うのではなく、自分の才能や理念を売り物にしてもらいたいものです。
キレイごとだけで世の中は回らないというのは分かりますが、そうは言っても納得できません。
とはいえ、私は所得が低いので、税金を言うほど払ってはいないのですが。
それでも、言いたいものは言いたいのです。
(2010.1.28)
Posted by 姫野かずら | comments(0) | trackbacks(0)

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